白無垢が似合わないときの対処法5選!違和感の理由や理想の衣装を選ぶコツも紹介
「白無垢が似合わない気がして心配・・・」
「白無垢にかつらがどうしても似合わない。かつらを被らない方法はある?」
「顔が地味だから和装は似合わないと言われ心配になった。私に合う衣装はあるのかな」
このような悩みを抱えていませんか?
日本の伝統の花嫁姿「白無垢」に憧れる女性も多く、結婚式で着用を考えている人はたくさんいます。しかし、慣れない和装姿に戸惑ったり、似合わないのでは?と心配になるのではないでしょうか。
この記事では、白無垢が似合わないと感じてしまうあなたのために、以下の内容を解説します。
- 白無垢が似合わないと感じる理由
- 白無垢が似合わないと思うときの対処法
- 自分に似合う白無垢を探すコツ
白無垢を着用するときの不安を解消し、結婚式を最高の1日にするためにも、ぜひ最後までお読みください。
白無垢が似合わないと感じてしまう3つの理由
お気に入りの白無垢を見つけたのに、合わせてみたら似合わないと感じてしまう。これには大きく3つの理由があります。
- 見慣れない和装姿とかつらに違和感を覚えてしまう
- メイクが和装に合っていない
- 自分に合う白無垢が選べていない
詳しく見ていきましょう。
1. 見慣れない和装姿とかつらに違和感を覚えてしまう
着物は日本の伝統衣装ですが普段から着こなしている人は少ないため、和装に慣れていない人ほど白無垢姿に違和感を覚えてしまいがちです。特に衣装合わせでさっと衣装を合わせただけ、かつらをかぶっただけの場合、似合わないと感じるのは当然のことと言えます。
白無垢やかつらが似合わないのではなく、見慣れていないだけなのでさほど心配する必要はありません。結婚式当日にきちんと着付けをすれば、衣装合わせのときに違和感を覚えた人も、きっと自分の花嫁姿に満足できるはずです。
2. メイクが和装に合っていない
白無垢やかつらが浮いて見えるのは、和装メイクをしていないことも原因の1つです。白無垢の場合、通常よりも白っぽく仕上げる方が衣装によく合います。水化粧と呼ばれる特殊なメイクを採用することもあるほどです。
衣装合わせの時は通常の服装に合わせたメイクのため、白無垢が似合わないと感じてしまうのは当然のことです。メイクをきちんと衣装に合わせれば、似合うようになるので過度な心配はしなくてもよいでしょう。
3. 自分に合う白無垢が選べていない
白無垢と一口にいっても、色や柄、刺繍など様々な種類があります。自分に合う白無垢を選ぶと違和感は自然となくなるので、複数試着をしてしっくりくるものを選ぶとよいでしょう。
例えば大柄な人が分厚い重厚なタイプの白無垢を選ぶと、ゴツゴツした感じになってしまい、違和感を覚えやすいです。顔立ちや体型に白無垢の生地やカラーなどを合わせていくと、似合うものを選べるので、アドバイザーなどの意見を参考にお気に入りの1着を探してみてください。
白無垢が似合わないと感じるときの5つの対処法
白無垢が似合わないと感じてしまったときの対処法は、以下の5つです。
- 白無垢を変える
- 髪型や被り物を工夫する
- リハーサルを行ってみる
- 白無垢以外の衣装にする
- プロの意見を聞く
詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
1. 白無垢を変える
白無垢が似合わないと感じたときは、どこに違和感があるのかをよく確かめてみましょう。似合わないと感じているのは自分だけということも多いので、家族やコーディネーターなどの意見も参考にするのがおすすめです。
その上で、白無垢の生地や色、柄などを変えてみてください。差し色を入れてみたり白無垢の色を変更したりするだけで、グッと雰囲気が変わります。白無垢の種類は想像している以上に多いので、色々試着してみて違和感のないものを探してみましょう。
2. 髪型や被り物を工夫する
多くの人が違和感を覚えやすいのが、見慣れないかつらや髪型です。きちんとメイクをして着付けをすればそれほどおかしく見える人は少ないのですが、やはり普段とはあまりに違う髪型になるため違和感を覚えやすいのです。
どうしてもかつらが嫌、かつら姿が気になってしまうなら、洋髪にしたり綿帽子をかぶったりすることで目立たなくできます。白無垢に洋髪を合わせるとモダンな雰囲気になり、とてもおしゃれです。洋髪なら綿帽子が被れるので、伝統的な花嫁姿も残せます。
ぜひ白無垢を諦めるのではなく、髪型や被り物などを工夫してみてください。
3. リハーサルを行ってみる
一度白無垢が似合わないと感じてしまうと、どうしても頭に残ってしまい不安を解消できない場合があります。そんなときにおすすめなのが、リハーサルです。似合わないのではないかとずっと心配するのはもったいないので、ぜひきちんとメイクして着付けを行うリハーサルをしてみましょう。
結婚式当日と同じように着付けてメイクをし、かつらや綿帽子、角隠しなどもかぶってみると納得できるはずです。理想のイメージがある場合は、その確認もできるでしょう。前撮りなどと合わせて行ってみるのもおすすめです。
結婚式当日に「やっぱり似合わなかった」と後悔するのはもったいないので、どうしても気になる人はぜひリハーサルで自分の白無垢姿を確かめてみると良いでしょう。
4.白無垢以外の衣装にする
白無垢選びや髪型などを工夫してみても、どうしても白無垢は似合わないと感じてしまうなら、他の和装を選ぶことも検討してみましょう。例えば色打掛や引き振袖なら色が入るので艶やかな印象になり、自分に似合う色も探しやすくなります。
特に色打掛は、白無垢と同様に格式の高い和装とされているため、神前式で着用しても問題ありません。白無垢以外で、心から納得して着られる衣装がないか、探してみてください。
5. プロの意見を聞く
白無垢が似合わないことが気になるときは、普段から和装花嫁の衣装選びを手伝っているプロの意見をぜひ参考にしてください。似合わないと感じているのは本人だけというケースは意外に多く、プロのアドバイスを受けることでさらに衣装選びが楽になります。
挙式前のデリケートな時期に、他人の何気ない一言が後を引いているというパターンもあるので、たくさんの花嫁を見てきているプロの意見にぜひ耳を傾けてみてください。
具体的に気になる部分を伝えれば、似合う選び方や和装が映えるメイクなどもアドバイスしてくれます。ぜひプロの意見を細かく聞いてみてください。
花嫁が白無垢以外に選べる3つの衣装
白無垢がどうしても似合わないと感じるなら、ほかの衣装も選択肢の1つとして検討してみましょう。花嫁が結婚式で着用できる白無垢以外の衣装は、以下の3つです。
- 色打掛
- 引振袖
- 振袖
順に見ていきましょう。
1. 色打掛
色打掛は白無垢と同様に最も格式の高い婚礼衣装で、華やかな色や吉祥文様と言われるおめでたい柄が特徴です。
神前式でも着用できる衣装で、角隠しや洋装を合わせられます。白無垢では地味に見えてしまう、白があまりに合わないという人にもおすすめの衣装です。
2. 引き振袖
引き振袖は振袖よりも長い袖と裾に入ったふき綿が大きな特徴で、おはしょりをせず裾を引いて着る衣装です。
色打掛よりも動きやすいため、カジュアルな和装をしたい花嫁におすすめです。髪型も角隠しや洋髪が選べるため、伝統的にもモダンな雰囲気にも仕上げられます。
妊娠中など動きやすさを重視したいときにもおすすめの衣装です。
3. 振袖
振袖は未婚の女性が着用する衣装のため、着用できるチャンスは結婚式が最後になります。そのため、成人式で着用した思い出の振袖を、結婚式の衣装として選ぶのもおすすめです。
振袖も色打掛や引き振袖と同様に、様々な色があるため華やかさが際立つ衣装です。成人式で着用した人であれば、見慣れた和装姿になるため違和感も覚えにくいでしょう。
引き振袖と違って裾を引かない分かなり動きやすくなるので、屋外で結婚式をするときにもおすすめです。
自分に似合う白無垢を選ぶための3つのコツ
せっかくの結婚式なので、白無垢を着てみたい。そう思うならぜひあきらめず、自分に似合う白無垢を探してみてください。似合う白無垢を選ぶコツは、3つあります。
- 白無垢の種類を知る
- 白無垢に合わせてメイクを選ぶ
- 客観的に見る
1つずつ説明していきます。
1. 白無垢の種類を知る
白無垢にはたくさんの種類があり、生地や刺繍など技法によって与えるイメージが異なります。着付けをした時の仕上がりもそれぞれ異なるので、大まかにどんなイメージに仕上がるかを把握しておくと似合う白無垢を選びやすくなります。
自分の体型や顔立ちに合わせ、色・生地・刺繍などをよく見て、1つずつ似合うものを選んでいきましょう。それぞれの特性を把握し、違和感のあるものを除外していくと、自分に似合うものが残ります。白無垢選びに悩んだときは、ぜひプロにアドバイスしてもらってください。
2. 白無垢に合わせてメイクを選ぶ
和装には、専用のメイクを合わせるのが通常です。衣装や顔立ち、年代にあったメイクを行ってくれるので、事前に打ち合わせをしておくとよいでしょう。
質感のあるベースメイクや白化粧が採用されることが多いですが、お色直しがしやすいようにナチュラルメイクを合わせることもあります。気になることや心配なことがあれば、事前に相談しておくと当日うまくカバーしてもらえるので、事前に相談しておきましょう。
3. 客観的に見る
「白無垢は顔が地味だから似合わない」「ぽっちゃりだから絶対和装は無理!」と、最初から諦めている人も少なくありません。しかし、白無垢は花嫁だけに着用が許された最高の衣装です。顔立ちや体型を気にして諦めるのはもったいないので、思い込みで判断せず客観的に見て選ぶようにしてみてください。
そもそも和装は、日本人に似合うように計算された衣装です。結婚式ではプロの着付け師やスタイリストが、あなたの体型や顔立ちに合わせてくれるので、心配しなくても最高の白無垢姿に仕上げてくれます。
最初から似合わないのではと思い込まずに、客観的に見てこれならと思う衣装を選んでみてください。
白無垢が似合わない花嫁はいない!自分に合った衣装で素敵な結婚式にしよう
白無垢が似合わないのではと心配する花嫁は少なくありませんが、メイクや着付けを丁寧に行い顔立ちや体型に合わせて似合う白無垢を選べば、誰でも美しい伝統的な花嫁姿に仕上げられます。
白無垢選びで不安を感じたら、ぜひ周りの人や衣装選びのアドバイザーに相談してみてください。特に普段から1人ひとりの花嫁と向き合っているプロなら、あなたの不安や気持ちをしっかり汲み取り、当日笑顔で結婚式を迎えられるようにアドバイスしてくれるはずです。
どうしても気になるときは色打掛や引き振袖なども選べるので、心配しすぎず気になることをプロに相談しながら白無垢選びをしてみてください。
ザ・キモノショップなら豊富な衣装が揃っており、経験豊富なアドバイザーが選び方やメイクなどのアドバイスもさせていただきます。納得のいく衣装選びができるまでお手伝いさせていただくので、白無垢が似合わないと悩んでいるならぜひ気軽にご相談ください。