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白無垢が似合うのは美人だけって本当?似合わないときの対処法やおしゃれな着こなし例も紹介

白無垢が似合うのは美人だけって本当?似合わないときの対処法やおしゃれな着こなし例も紹介

「白無垢が似合うのは美人だけって本当?」
「ぽっちゃりでもおしゃれに着こなせるかな?」
「似合わない人はどうすればいいの?」

このような悩みを抱えていないでしょうか?

白無垢が似合うのは美人だけ、というのは事実ではありません。白無垢は花嫁だけの特別な衣装で、日本で古来から着用されている歴史ある婚礼衣装です。もともと日本人に似合うように作られている衣装なので、似合わないことを心配する必要はないでしょう。

この記事では、白無垢が似合わないと不安を感じている人のために、以下の内容を解説します。

  • 似合う白無垢の選び方
  • 似合わないと感じた時の対処法
  • おしゃれな着こなし例

よくある疑問も解決できるよう丁寧に回答していますので、ぜひ最後までお読みください。

「白無垢が似合うのは美人だけ」ではない

結論からいうと、白無垢が似合うのは美人だけ、というのは事実ではありません。白無垢は日本に古来から伝わる伝統衣装で、日本人に似合うように作られているため、誰でも似合うものが見つかるはずだからです。

自分に似合う白無垢選びができていれば、似合う・似合わないはそれほど気になりません。結婚式の主役は花嫁なのですから、自信を持って着こなしましょう。「白無垢が似合うのは美人だけ」などという噂に惑わされずに、衣装選びや結婚式を楽しんでください。

白無垢が似合う人とは?

白無垢は、室町時代から着用されている、日本の伝統的な婚礼衣装です。そもそも日本人に似合いやすい衣装のため、似合う人の条件としてこれといって挙げられるものはありません。自分に似合う色やデザインのものを選べば、美しい花嫁姿を披露できるでしょう。

現代の日本人は着物を着慣れておらず、見慣れないことが大きな違和感につながっているだけなので、それほど心配いりません。当日しっかり花嫁メイクをすれば、気にならないはずです。

また、体型を気にしている人も少なくありませんが、元々着物は体のラインがわかりにくいようになった衣装なので、ボディラインもかなりカバーできます。試着してみて似合うものを選べば、問題なく着こなせることがほとんどです。

ただし、白無垢に日本髪を合わせる場合、かつらによっては似合わないと感じることがあります。髪型も見慣れていないから似合わないように感じるというのが主な理由ではありますが、気になる方は、事前にいくつか違うパターンの髪型を試してみましょう。

自分に似合う白無垢を選ぶ3つの方法

白無垢は白一色の衣装で、特別な選び方はないように思われることが多いですが、ポイントを抑えて選ぶことでより似合うものを選べるようになります。 選び方のポイントは以下の3つです。

  • 顔色に合わせて選ぶ
  • 生地や刺繍などにこだわる
  • 試着して雰囲気を確認する

詳しく見ていきましょう。

1. 顔色に合わせて選ぶ

白無垢は、素材によって色が異なるため、顔色に合わせて選ぶと似合うものが見つかりやすくなります。 白無垢の色は主に3つあり、特徴や似合う顔色は次の通りです。

 純白 色白の人に似合う 青みがかった白で化繊の白無垢に多い
オフホワイト 日本人に似合いやすい色。純白よりやわらかなイメージになる
アイボリー 生成り色。肌を明るく見せてくれるので純白やオフホワイトが浮いて見える人におすすめ

 

純白の白無垢は、白が際立つため顔が浮いて見えやすい場合があります。似合わないと感じるときは、オフホワイトやアイボリーから探せば、より顔色に合ったものが選べるでしょう。

2. 生地や刺繍などにこだわる

白無垢は、生地によって見た目が異なり、刺繍などと合わせることでさらに印象が大きく異なる衣装です。白一色だと思いがちですが、色打掛などと同じように吉祥文様などが描かれているので、素材から生まれる光沢感の違いや、職人の技が光る刺繍にこだわって選ぶのもおすすめです。

白無垢を軽やかに見せたい場合は、化繊や交織の生地のものから選ぶとよいでしょう。明るい白に仕上がっていることが多いので、顔色も明るく見せてくれ、ふんわり優しい感じに仕上がります。

一方、正絹で織られた白無垢は重厚感があり、落ち着いた佇まいを演出できます。色もオフホワイトやアイボリーが多く、温かみのある穏やかな色なので、上品かつ大人の白無垢姿になるでしょう。

刺繍はオフホワイトやアイボリーによく映えます。袖や背面に美しくあしらわれており、白無垢の個性を演出するポイントとなるので、注目して選んでみてください。

3. 試着して雰囲気を確認する

白無垢は見た目だけでなく、実際に試着して雰囲気を確認することも大切です。肌に合わせてみるとなんとなく暗く見えてしまったり、思ったようなイメージにならなかったりする場合があるからです。

肌色はメイクで調整できるので問題ありませんが、仕上がりのイメージが異なると、当日や写真に残した時に違和感に繋がるかもしれません。しっかり試着して、イメージ通りの仕上がりになるかどうかを確認しておきましょう。

白無垢が似合わないと感じた時の対処法5選

白無垢が似合わない、イメージと違うと感じた時は、小物などを工夫してカバーすると良いでしょう。主な対処法は5つあります。

  1. 髪型を変える
  2. 小物を工夫する
  3. 和を意識したメイクにする
  4. ほかの衣装にする
  5. 前撮りや後撮りで着用する

詳しく説明していきます。

1. 髪型を変える

白無垢がなんだか似合わない、と感じる時は、髪型を変えてみてください。特に日本髪や新日本髪で違和感を覚える人は、洋髪を合わせてみたり、綿帽子をかぶって頭の部分を隠してみたりしてみることをおすすめします。

着物や日本髪は普段見慣れないため、やはりなんとなく違うイメージになってしまう人が多いです。最近は白無垢に洋髪を合わせる花嫁も多く、おしゃれを楽しむ人も増えています。髪型を変えると白無垢のイメージも大きく変わるので、ぜひ一度試してみてください。

2. 小物を工夫する

白無垢は白で統一するのが基本ですが、最近は色小物を合わせることも多くなっています。華がないと感じたり、地味に見えたりする場合は、小物に差し色を使っておしゃれに着こなしてみましょう

例えば赤い小物なら胸元が華やかに、青系なら凛とした涼やかさが演出できます。柄小物を取り入れると、一段とおしゃれに見えるでしょう。髪型とコーディネートして楽しむのもおすすめです。

3. 和を意識したメイクにする

白無垢に違和感があるときは、メイクをより本格的に和の雰囲気にしてみるのもおすすめです。

白無垢には本来、水化粧という和装に合わせたメイクを行います。水化粧は白無垢に合いやすい伝統的なメイクですが、洋装には合わせにくいためお色直しの際は一旦メイクを落とさなければならないのがデメリットです。

そのため、白無垢にもナチュラルメイクを合わせることが増えています。 試着して白無垢が浮いて見えるときは、和を意識した水化粧にしてみてください

4. ほかの衣装にする

納得のいく白無垢が見つからない場合は、他の和装を選ぶのもおすすめです。例えば、色打掛や引き振袖なら、神前式でも着用できます。どちらも華やかな色や柄が特徴で、白無垢よりも似合うものを探しやすく、結婚式を華やかに彩ってくれる衣装なので選びやすいでしょう。

和装の婚礼衣装は白無垢だけではありません。色打掛や引き振袖も、伝統的な日本の衣装で、たくさんの花嫁が結婚式で着用しています。ぜひほかの衣装も検討してみてください。

5. 前撮りや後撮りで着用する

白無垢姿も残したいけれども、挙式や披露宴で着用するのは気が進まない、という場合は、前撮りや後撮りで着用するとよいでしょう。 前撮りや後撮りなら、マナーなどを気にすることなく自由な着こなしができ、お気に入りのロケーションや小物と一緒に撮影できます。

撮影の時間がゆっくり取れるため、気になるポイントがあってもカバーしながら思い出の写真を美しく残せるのもメリットです。 挙式当日は時間に追われて思ったような写真が撮れないことも多いので、ぜひ前撮りや後撮りを活用してみてください。

白無垢のおしゃれな着こなし例

白無垢は、一見同じように見えますが個性やおしゃれを楽しめる衣装です。具体的な着こなし例をみていきましょう。

生成花刺繍

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「生成花刺繍」は、落ち着いた生成色で、日本人の肌に合いやすい白無垢です。独特な質感で贅沢にあしらわれた刺繍が生成色によく合い、絹の光沢をより美しく見せてくれます。

重厚感と高級さがあるので、大人花嫁にも似合う1枚です。

若松と鶴

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光沢と松や鶴の紋様が美しい白無垢に、落ち着いたベージュや白の小物を合わせた着こなしです。差し色が派手ではないので、大人花嫁にもよく似合う白無垢です。

小物の色を変えれば、グッと雰囲気が変わります。パステルカラーを合わせて可愛く仕上げるのも素敵でしょう。

鶴尽くし

胸元の青に視線が集まる、凛とした佇まいが美しい白無垢です。気品あふれる鶴の姿がちりばめられ、美しい光沢で羽ばたくように見えます。

白を基調にしながらも、アクセントが効いたおしゃれな着こなしです。大胆な色使いが参考になるのではないでしょうか。

花流水

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生繭の光沢が美しい白無垢に、赤い小物を合わせたおしゃれな1枚です。柄小物を上手に使った個性あふれる着こなしで、ゲストの視線を釘付けにするでしょう。

モダンな着こなしは、洋髪も合わせやすくなります。髪飾りとのコーディネートをたのしむのもおすすめです。

 

このように、白無垢はそれぞれ違った着こなし方、楽しみ方ができる衣装です。衣装と小物だけでも印象が大きく異なるので、ぜひ気軽におしゃれを楽しんでみてください。

白無垢を着るときに気になる疑問

白無垢を着用するときに気になる疑問をまとめました。不安を抱いたままで白無垢を探すとお気に入りの衣装を探しにくくなります。気になることは解決したうえで、衣装選びをしてみてください。

1. 白無垢を着ないと後悔しますか?

白無垢を着てみたいと思っているなら、着用するのがおすすめです。祖父母など家族の希望がある場合も、ぜひ着用してみてください。結婚式で白無垢を着用できるのは一生に一度のことなので、大きな後悔につながる可能性が高いからです。

もし結婚式では着用しない場合でも、前撮りや後撮りで写真に残せます。屋外など好きなロケーションで撮影するカップルも増えているので、ぜひ検討してみてください。

2. 白無垢に年齢は関係ないでしょうか

白無垢は、どの年代でも問題なく着ていただける衣装です。年齢に応じたおしゃれを楽しめば良いので、気にせず着用しましょう。

大人花嫁であれば、和のイメージを大切にしたり、差し色でシックな印象に仕上げたりするのもおすすめです。刺繍や光沢が美しい重厚感のある白無垢なら、落ち着いた雰囲気になるので浮きにくいです。

ぜひ自分に似合う白無垢を探してみてください。

3. かつらが似合うか心配です。他の髪型にもできますか?

白無垢に合わせられる髪型は3つあります。

  1. 日本髪
  2. 新日本髪
  3. 洋髪

かつらが似合うか心配な人は、新日本髪や洋髪を合わせてみてください。特に洋髪でモダンに仕上げる花嫁も増えているので、髪型や髪飾りをアレンジしておしゃれに着こなすのもおすすめです。

洋髪を合わせると、ウェディングドレスへのお色直しがしやすくなるので、挙式から披露宴までの時間に余裕がないときにもおすすめです。 和の雰囲気に仕上げたいときは、新日本髪を選び髪飾りを工夫してみると良いでしょう。

「白無垢が似合うのは美人だけ」という言葉に悩まず自分らしく着こなそう

「白無垢が似合うのは美人だけ」という言葉を気にする必要はありません。なんの根拠もない言葉で、正しい情報ではないからです。

和装は日本の伝統的な衣装で、日本人に似合うように作られています。結婚式の主役は花嫁なのですから、自信を持って好きな白無垢を選んでみてください。

どうしても着こなしが気になる、似合わないと感じる場合は、ぜひザ・キモノショップのスタッフにご相談ください。白無垢の選び方や着こなし方、小物の選び方まで、納得のいく衣装選びをお手伝いいたします。

白無垢や小物も多数ご用意しておりますので、ぜひ気軽にご来店ください。